● 書籍プレゼントイベント・英語の失敗体験談と講師の回答掲載
この頁では、Facebookファンの皆様より、ご応募いただいた英語の失敗談(ビジネスやプライベートで通じなかった英語、英語でどう言えばいいのか迷ったシーン、旅行者を助けてあげられなかった体験など)と英語便講師の回答の履歴を掲載しています。
※ 履歴は、Facebookウオールにて体験談ご紹介の都度更新させていただきます。
体験談のご応募は終了しました。 ご質問採用者には、1月に研究社より発売の「ネイティブ添削で学ぶ英文ライティング」を送付させていただいております。 書籍を受け取られた方は、ご購入者特権の添削が、英語便サイト http://www.eigobin.com で1回受けられます。 「英語便添削チャレンジ編」を読んで、こちらもぜひチャレンジしてください!
● 書籍情報
 |
「英語便の添削が本になりました!」
ネイティブ添削で学ぶ英文ライティング
A5判 並製 232頁/2色刷/定価1,890円(本体1,800円+税)
研究社より発売中!
学校で習った文法を駆使した文章も、実際ネイティブには通じないことがあります。 一見正しい文章が、なぜネイティブ講師には不自然に感じられるのか、豊富な例文を使って詳細解説しています。 また、ご購入者は英語便の添削が無料で1回受けられます。
 |
|
● 体験談-その15(3/13掲載) 「匿名」さんからご投稿いただきました。
体験談
その15 |
ある日、ハンバーガーショップで小さな男の子が私に向かって走ってきて、ぶつかった拍子にハンバーガーを落として泣きだしてしまいました。 幸い店員さんが近くにいたので、頼んで新しいハンバーガーを持ってきてもらったのですが、泣いている子供を安心させるには、英語でどう言えばよかったでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
It's really hard to see a kid crying, especially when you feel like it's your fault. Getting the child a new hamburger was a great idea! As for what to say, start by apologizing and then do your best to make him feel better. He may not stop crying right away, but you'll be able to tell if he feels better by the look on his face. It's also really important to give him a big smile. I would say something like...
I'm so sorry! Are you okay? Don't worry about your hamburger, I'll get you another one. It's not that serious, so you don't need to cry.
|
解説 |
小さな子が、自分が原因で泣いているのを見るのはつらいですね。 まず謝って、笑顔で子供が安心できるように話しかけてあげればいいと思います。
たとえば、
I'm so sorry! Are you okay? Don't worry about your hamburger, I'll get you another one. It's not that serious, so you don't need to cry.
「本当にごめんね。 大丈夫? 心配しなくて大丈夫。 新しいのをもらってあげるからね。 たいしたことじゃないから、泣かなくて大丈夫だからね。」
匿名さん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その14(3/6掲載) 「匿名」さんからご投稿いただきました。
体験談
その14 |
パーティーで、「年収はいくらぐらい?」というような答えたくないような質問をされることがあります。 失礼な質問に対して、どのように対応すべきでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
This actually happens quite often. A party atmosphere sometimes gives people the courage to ask inappropriate personal questions. To be honest, the response depends a lot on the general mood of the evening or the tone of the question or the relationship you have with the speaker. If you know the person fairly well and have a fairly casual relationship, you could be very direct and say, "None of your business!" with a bit of a smile to show you aren't too serious ('None of your business' is quite a strong expression). On the other hand, if it is a more formal 'business-like' relationship, you can politely say, 'I'm sorry, but I don't feel comfortable answering that question".
|
解説 |
パーティーでお酒が入ると、思わず個人的な質問をぶつけてくる人は確かにいるようです。 ただし、親しい友人とのパーティーなのか、フォーマルなビジネスシーンであるのかによって、かなり対応は変わってくると思います。 相手がよく知っている親しい友人であれば、ちょっと笑いながら"None of your business!" 「あなたには関係ないでしょ!」とかわすのも一つの手です。 ただし、"None of your business!"は 強い表現で、真剣に怒った顔で言うと、「余計な御世話だ!」「ほっといてくれ!」という深刻な会話になってしまうので表情とトーンに気をつけた方がいいですね。
もし、フォーマルなビジネスシーンであれば、"I'm sorry, but I don't feel comfortable answering that question." 「申し訳ありませんが、その質問にはあまり答えたくありません」という言い方があります。
こういった対応は、日本語でも難しいと思います。 次回はぜひうまくかわしてみてくださいね。
匿名さん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その13(3/3掲載) 「XYZ」さんからご投稿いただきました。
体験談
その13 |
やきとりバーで、アルバイトをしている者ですが、「お1人1ドリンクオーダーお願いします」という言い方がわからなくて、困ったことがあります。 ある日4人の海外旅行者が店にやってきて、ビール2杯、水2杯、やきとり2本というオーダーを受け付けました。 彼らは4人で分けて食べていたのですが、通常お店では「お1人1ドリンクオーダー」をお願いしています。 小さい店なので、座席数も少なく、オーナーもちょっと困った顔をしていました。 どのように説明すれば分かってもらえたでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
Explaining drinking etiquette can be quite complicated because it varies from country to country. You can simply ask 'Can you order at least one beer?', but that won't really explain the rule. A better way would be to simply state the rule. Here are a few examples:
e.g. 1. Everyone has to order at least one drink.
e.g. 2. They want everyone to order at least one drink.
e.g. 3. Sorry, but the policy here is that everyone has to order at least one drink.
In any case, tourist will usually be quite happy with such a rule.
|
解説 |
こういった暗黙のルールは、お店や地域によって異なるため、説明は難しいところがあると思います。 "Can you order at least one beer?" 「最低ビール一杯オーダーしていただけますか?」と言ってもルールの説明には不十分かもしれません。
こういう場合は、以下のように説明してあげるのが良いと思います。
Everyone has to order at least one drink.
「全員、最低1ドリンク注文していただく必要があります。」
They want everyone to order at least one drink.
「(お店は)全員に最低1ドリンク注文いただきたいと思っています。」
Sorry, but the policy here is that everyone has to order at least one drink.
「申し訳ありませんが、店の方針として、全員、最低1ドリンク注文していただく必要があります。」
丁寧にルールを説明してあげることで、旅行者の方にも大抵は理解してもらえると思います。
ZYXさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その12(2/27掲載) 「匿名」さんからご投稿いただきました。
体験談
その12 |
もともとスペリングが苦手ですが、人の名前は特に苦手です。 ある日、メールを送受信していた、担当者の名前のスペルを間違えていたことに気づき、かなりあわてました。 6ヶ月もの間、おそらく20回以上メールしたと思います。 6ヶ月もの長い間なので、ケアレスミスという説明では済まされないような気がしました。間違えた名前を書き続けていたことをどう謝罪すればよかったでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
Spelling in English is really tricky, especially when it comes to names. In English speaking countries there are often many different nationalities with names from languages. In many cases, English spelling rules don't apply. Because of this fact, people are generally quite forgiving if people misspell their names. The best way to apologize is to be as polite and sincere about it as you can. Being 'self deprecating' is also quite common.
I would probably apologize by emailing something like this...
I feel like such an idiot! I just realized I've been spelling your name wrong for the last six months. I'm so sorry. It's absolutely unforgivable. Now that I know, I'll never, never forget. I'm truly sorry.
|
解説 |
海外ビジネスにおいては、さまざまな国のルールがあり、名前は英語のスペリングルールに当てはまらないことも多く、(場面にもよりますが)通常はこういった間違いに、人は比較的寛容であると考えていいと思います。 どのように謝るかは、相手の方とどの程度親密になっているかにもよりますが、基本的には丁寧に心からお詫びをすれば問題ないと思います。ここでは、6か月間も間違え続けていたことを、少々自嘲的に謝罪するセンテンス例をご紹介します。
I feel like such an idiot! I just realized I've been spelling your name wrong for the last six months. I'm so sorry. It's absolutely unforgivable. Now that I know, I'll never, never forget. I'm truly sorry.
「私はおおバカ者です。 6ヶ月間、あなたの名前のスペリングを間違えていたことに気がつきました。 本当にすみません。 絶対許されることではないと思います。 今回気がつきましたので、今後は決して間違えません。 本当に申し訳ありませんでした。」
※ 余談ですが、英語便でも、"Mika(ミカ)"という名前の人が、海外業者の方から"Mike(マイク)"と半年近く呼び続けられていたことがあります。 本人いわく、「その方が分かりやすいならいいんじゃなあい?」と極めて寛容でした(笑)。
匿名さん、ご投稿ありがとうございました! |
|
● 体験談-その11(2/25掲載) 「Traveler」さんからご投稿いただきました。
体験談
その11 |
カナダ旅行中にレストランを探していたとき、場所を尋ねると数人が親切に教えてくれたのですが、英語の説明が複雑すぎて結局たどりつけずあきらめてしまったことがあります。 あまり何度も聞くのも悪いと思ってしまいます。 説明内容が理解できなかったとき、もっと簡単な方法でお願いしたいと言う方法はありますか?
|

回答:
Marcel先生 |
I totally understand how you felt. Even getting directions in your mother tongue can be quite difficult. You could always ask them to speak more slowly, but it may not help. In that case, the best thing to do if the directions sound too complicated is to ask the person to draw you a map.
e.g. "Thank you very much, but that sounds quite complicated. Would you mind drawing me a map?"
If you have a smartphone with GPS, you could get them to show you where you want to go.
"Do you mind showing me on my phone?"
|
解説 |
これも、よく聞く海外体験の1つですね。 道順を尋ねることはできても、説明が聞き取れなかったり"Can you speak a little more slowly?" 「もう少しゆっくり話していただけませんか?」とお願いしても、結局複雑な道順でパニックに陥ることはけっこうあると思います。
その場合、以下のように理解できなかったことを伝え、簡単に地図を書いてもらってしまうのはどうでしょうか?
Thank you very much, but that sounds quite complicated. Would you mind drawing me a map?
「どうもありがとうございます。 ただ、かなり難しそうです。 地図を書いていただけますか?」
もし、地図の出る携帯を持っているような場合は、以下のように説明を求めることもできると思います。
Do you mind showing me on my phone?
「私の携帯(の地図)で説明していただけますか?」
Travelerさん、ご投稿ありがとうございました! |
|
● 体験談-その10(2/22掲載) 「Milk」さんからご投稿いただきました。
体験談
その10 |
海外留学中、美容室に行って説明が悪かったために、妙に短くされてしまったことがあります。 「ちょっと切ってください。 または、切りそろえてください」というのはどのように言えばよかったでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
This happens more often than you might think. I've heard this story from many of my students. The key to making sure it doesn't happen is to choose your words carefully and provide enough detail.
You could say:
e.g. Could I just get a trim?
e.g. Can you just trim my bangs and a little around my ears?
To 'trim' something is to cut it to make it neat, without really changing the style.
If you want to change the style, you need to be a little more specific.
e.g. I want to leave the back long and make it really short on top.
e.g. I would like a bob.
|
解説 |
美容室での失敗体験談については、他にも多数ご応募いただいております。 「"short"と"shorter"を聞き間違えた」、また「パーマをかけた後、見た目が何も変わっていなかった」など、みなさん海外でいろいろな体験をされているようですね。
慣れていない美容室に行くときは、美容師の方ができるだけ具体的にイメージできるように、言い方を考えておくと安全だと思います。 以下は、「切りそろえる、ちょっと切る」という表現のサンプルです。
Could I just get a trim?
「ほんの少し切りそろえてもらえますか?」
Can you just trim my bangs and a little around my ears?
「少し前髪を切りそろえて、耳のまわりをちょっと切ってもらえますか?」
※ 'trim' を使うと、スタイルは変えずに切りそろえる(整える)ということになります。
スタイルを変えたいときはもう少し具体的に.
I want to leave the back long and make it really short on top.
「後ろは長いままに、トップはすごく短くしてください。」
I would like a bob.
「ボブでお願いします。」
※ bob (女性や子供の) 短髪・ショートヘア
Milkさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その9(2/17掲載) 「ペーパードライバー」さんからご投稿いただきました。
体験談
その9 |
「ペーパードライバー」という言葉が通じなかったことがあり、今は和製英語だと知っています。 辞書などで引くと、"a person who has a driver's license but no experience"とありますが 「私はペーパードライバーなんです」と簡単に伝えるにはどうすればよいでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
When I first heard this expression, I had no idea what it meant either. I guessed it was someone who drove a truck to deliver paper. It’s just not enough information for English speakers. You need explain the whole situation.
E.g. I’ve got a driver’s license but I can’t drive.
|
解説 |
そうなんですね。 ペーパードライバーという言葉を、日本語を知らないEnglish speakerが聞くと、「紙を運搬しているトラックの運転手」と思ってしまうこともあるようです。
以下のように、簡単に説明してしまうことで十分通じると思います。
I’ve got a driver’s license but I can’t drive.
「免許は取ったんだけど、運転できないんです。」
ペーパードライバーさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その8(2/15掲載) 「KEIKO」さんからご投稿いただきました。
体験談
その8 |
職場の近くで、海外からの旅行者と見られる女性が道に迷っていました。 聞かれた場所を知らなかったので、「交番で聞いてみたら?」という意味で、"How about going to a police station?"と言ったら"No!"といやな顔をされてしまいました。 交番という言い方がまずかったのでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
I’ve heard these kinds of stories before. It’s not so much an English problem as it is a cultural difference. In some English speaking countries, the police are not so available to the public. People usually just speak to the police when they have a more serious problem. The person you asked was just surprised because her problem wasn’t that big.
If you really want to help a person who is lost, you can offer to find out the directions for them (e.g. Talk to a convenience store clerk etc...)
|
解説 |
英語便スタッフにも同じような体験がある人がいます。 これは英語の問題ではなく、文化の違いからきているようです。 日本では、交番のおまわりさんは、地域密着で困ったときには助けてくれる人であり、道に迷ったときに交番に行くのはごく普通なことです。 一方、ある国や地域では、交番のようなものはなく、"the police"というと、深刻な犯罪に対応する人(拳銃片手に犯人追跡)のイメージしかない場合もあります。 つまり、そういった地域から来ている人には「道に迷ったぐらいで警察に行くなんておおげさな!」と思われてしまうことがあります。
こういう場合、日本の交番について、英語で説明してもいいと思いますが、近所のお店(コンビニなど)へ連れていってあげて、場所を知っている人に説明してもらえば十分だと思います。
KEIKOさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その7(2/13掲載) 「うっかり者」さんからご投稿いただきました。
体験談
その7 |
間違えて、ある会社の別の部門の同姓同名の人へメールを送ってしまったことがあります。そのときは、"I am sorry, the email was accidentally sent. Can you delete my email?"
と書いて送りなおして、理解していただけたようなんですが、同姓同名であったことを説明するには、どう書けばよかったでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
This actually happens quite regularly in larger companies. The best way to deal with it is to explain what happened. Make sure to apologize, be polite, and ask them to remove it.
Here is a typical example.
I’m sorry, I accidentally sent you an email meant for another John Smith in the accounting department. Can you please delete it?
|
解説 |
大きな会社には、同姓同名の方が複数いることが多く、よく間違えてしまうことがあると思います。 誤ったメールを送ったことに気付いたら、丁寧に状況を説明して、削除してもらうようお願いするのが良いと思います。
以下は、会計部門のJohn Smithさんへ送る予定のメールを、別部署のJohn Smithさんへ送ってしまったときの例です。
"I’m sorry, I accidentally sent you an email meant for another John Smith in the accounting department. Can you please delete it?"
「申し訳ありません。 誤って、会計部門のJohn Smithさん宛てのメールを(あなたへ)送信してしまいました。 削除していただけませんでしょうか? 」
うっかり者さん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その6(2/11掲載) 「匿名」さんからご投稿いただきました。
体験談
その6 |
海外旅行に行くと、いつもトイレの場所を尋ねるのに苦労します。 ガイドブックに載っていた"Where are the toilets please?"というフレーズを使ってみたところ、相手が笑いながら教えてくれたような気がしたことがあります。 一緒に居た人が、"restroom"と言った方がいいのでは? と助言してくれたのですが、実際はどうなんでしょうか? "toilet"は口語で使ってはいけない単語ですか?
|

回答:
Marcel先生 |
"Asking where the toilet is" is quite direct. Some people feel it's like saying "I have to go to the toilet."which is a little too personal. That's why some people prefer using "restroom"or "bathroom" or "washroom".
e.g.
Can you tell me where the washrooms are?
|
解説 |
実はこれは、なかなか難しい問題なんですね。 国や地域によって、toiletと言って全く問題ないところもあれば、トイレの話や腹具合などの話は、非常にパーソナルな話と考えられ、人前では話すべき内容ではないとされている地域も多いのが事実です。 つまり、そのガイドブックが間違えているわけではないのです。 旅行先で、その土地の様子がわからない場合は、トイレの場所を聞くときには "restroom", "bathroom", "washroom"といった単語を使う方が安全だと思います。
(例) Can you tell me where the washrooms are?
また公共の場だけではなく、ビジネスでの訪問や、ホームステイ先でも用語に気をつけた方が良いですね。
匿名さん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その5(2/9掲載) 「MACHI」さんからご投稿いただきました。
体験談
その5 |
私のカナダ人の友人が、私が何か言うと"Cool!"とよく返事します。 ある日居酒屋で、彼の友達が、"How about getting some Nihonshu?"と言ったので"Cool!"と反応したら、なんだか笑われてしまいました。おまけに"I like the way you use 'cool'.".などと言われて、とってもバカにされた気分です。 "Cool!"って反応はノンネイティブが使うとおかしい?
|

回答:
Marcel先生 |
It is likely that your friends laughed out of surprise. It is very rare for non-native speakers to use "cool" in a cool way. Although you might have felt they were teasing you, I guess they were actually quite impressed because English speakers often use "cool" to mean "that’s a good idea" or "sounds good".
e.g.
Jenny : I’m going to see "The Descendants" this weekend.
Mike : Cool! Mind if I tag along?
|
解説 |
なるほど。なんとなく状況はわかります。 Cool! という反応には何の問題もないのですが、おそらくご友人の方は、いままであなたと英語で話す機会があまりなかったので、ノンネイティブから聞きなれない反応が絶妙のタイミングで返ってきたことに、驚いてしまったのではないでしょうか? 例えば、日本語をあまり話さないと思っていた人から、急に難しい日本語が絶妙なタイミングで返ってきたような感じです。 そのときは、からかわれたように感じたかもしれませんが、驚きと感心からそういった反応になってしまったのではないでしょうか?
"cool"は、"that's a good idea" 「それはいい考えだね」, "sounds good" 「いいね」 と同じようなリアクションでよく使われます。
Jenny : I’m going to see "The Descendants" this weekend.
Mike : Cool! Mind if I tag along?
Jenny : 「今週末、"The Descendants"を見に行く予定なの。」 Mike : 「いいね。 一緒に行ってもいい?」
※ tag along 「ついて行く」
"Mind if I tag along? " = "Do you mind if I go to see the movie with you?"
MACHIさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その4(2/7掲載) 「Lily」さんからご投稿いただきました。
体験談
その4 |
電車で座っているときに両脇が空いて、外国人カップルに挟まれてしまったことがあります。 席をずれて、一緒に座らせてあげたかったのですが、何て言えばいいかわかりませんでした。 (私を挟んで2人は、英語で話続けていました) こんなときどういう?
|

回答:
Marcel先生 |
This happens to me all of the time, and 「どうぞ」 is very convenient. However, in English a little body language is quite helpful. I would stand up and gesture to where I was sitting, and say "Go ahead"or "Why don’t you sit together?". Your body language will make it very clear that you are offering your seat.
|
解説 |
そうですね。 こんな場面は誰でも1度は経験しているように思います。日本語でもなんとなく通じるかもしれませんが、行動に移すのは勇気が要りますね。 そんなときは、勇気を出して(笑)立ち上がって、座っていた席を指し示しながら、"Go ahead." 「どうぞ」、または"Why don’t you sit together?" 「一緒に座ったらどう?」と言ってあげれば十分通じると思います。 多少英語が不器用でも、"body language"で十分意味は通じますし、あなたの親切に、相手は大変喜ぶと思います。
Lilyさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その3(2/5掲載) 「匿名」さんからご投稿いただきました。
体験談
その3 |
「あなたは寒そうね。」と言いたい時に、「You look cold.」 だと、「あなたは冷たい人ね。」と思われると思い、 「You look cool.」 というと、「Thank you.」 と返ってきました。おそらく、かっこいいとか素敵だという意味にとらえられたのでしょう。こんな時はどう言えば良いですか?
|

回答:
Marcel先生 |
I understand why you are reluctant to use "You look cold" because if you are referring to character, it's a kind of insult. Because of this, when you say "You look cold", people generally assume you are talking about the temperature.
English speakers are more likely to be more direct and ask a question,
e.g. "Are you cold?" / "Do you feel cold?"
|
解説 |
面白いご質問ありがとうございます。 "You look cool." と心配して言ったのに "Thank you."と返ってきたら言葉を失ってしまいますね(笑)。 確かに"You look cold."がその人のキャラクターを指す場合、「あなたは冷たい人(に見える)」と相手に失礼な意味になってしまいます。 ただし、それはかなり失礼な言葉であることから、"You look cold."と言われた場合、大抵の人は「気温の事を言っているんだな」と受け取ると思います。
その場合、"You look cold."は、「あなたは寒そうね」と相手を思いやったとてもやさしい言葉ですが、English speakerはもう少し直接的に"Are you cold?" 「寒い?」, "Do you feel cold?"「寒く感じる?」と聞いてしまうことが多いように思います。 誤解されることが心配なときは、このような質問で聞いてしまえばいいのではないでしょうか。
匿名さん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その2(2/3掲載) 「TAKE-IT-EASY」さんからご投稿いただきました。
体験談
その2 |
リスニングには、そこそこ自信があったのですが、いきなりビジネスで会った相手の言っていることがさっぱり聞き取れなかったことがあります(汗)。 かなりあせりました。
そのときは"Sorry, I don't understand your English."と言ってしまい、同僚を呼んできて事をえたのですが、かなり失礼だったと思います。 どういった言い方が、相手に失礼ではなく、事態を理解してもらえたでしょうか?
|

回答:
Marcel先生 |
I think this is a great question because your concern is justified. If you tell someone, "I don't understand your English.", it seems like you are denying their overall English ability.
What you can do is offer a solution like "I'm sorry but I think I need an interpreter."
If you say this, the person will realize that they have been speaking too fast or using overly difficult language. It gives them a chance to change the way they are speaking.
|
解説 |
英語は、その国や地方によって発音や使われている単語が異なるため、聞きなれない英語でパニックになってしまうことは、よくある話だと思います。 確かに、ビジネスシーンで"Sorry, I don't understand your English."と言ってしまうと、相手の英語能力を否定しているように聞こえてしまうので少々問題があると思います。 こういった場合は、例えば "I'm sorry but I think I need an interpreter." 「すみませんが、通訳が必要なようです。」と解決方法を提示するのがいいのではないでしょうか? 相手も、自分の話すスピードが速過ぎる、または難しい英語表現を使っていることに気付き、分かるように話し方を変えてくれるかもしれません。
TAKE-IT-EASYさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
● 体験談-その1(2/1掲載) 「あかみみ」さんからご投稿いただきました。
体験談
その1 |
Long time no see. といわれたらどう答えればいいのでしょうか? 前に、"Thank you."と回答してしまい、なんだか気まずくなった記憶があります。
また、会社を1日休んだら、ジョークで"Long time no see."といわれたこともあります。 こんなときどう答えれば?
|

回答:
Marcel先生 |
Yeah, "long time no see." is a tricky thing to respond to because it's not a question. The most common way to react is to agree. For example, you could reply with "Yeah, I guess so." or "You are right, How long has it been?",
In your second question, the person was teasing you about being lazy for taking time off. You can reply sarcastically as well with "Yeah, it was nice to be away from you."or "Really, it didn’t seem long enough.!"
|
解説 |
"Long time no see." 「久しぶりだね」といわれると、たしかにレスポンスが難しいですよね。これは質問ではないので、返事は一般的に、"Yeah, I guess so." 「ああ、たぶんそうだね。」 または "You are right, How long has it been?" 「そうだね。 どのくらいだっけ?」 などと同意を返すのが一般的です。
2番目の、会社を休んだ皮肉で"Long time no see." 「おひさしぶり(笑)」といわれたような場合は、こちらも、皮肉交じりのジョークで返してしまえばいいのではないでしょうか? 例えば "Yeah, it was nice to be away from you." 「ええ。 あなたと離れていられて(あなたの顔を見ることがなく)とてもよかった(笑)」 または、"Really? It didn’t seem long enough." 「本当に?まだ十分じゃない(十分休んでいない)気がするけど(笑)」 などです。でも相手が、上司だったりする場合はこれはやめたほうがいいですね。
あかみみさん、ご投稿ありがとうございました!
|
|
|